15.2. 生命の歴史の重要な出来事
https://gyazo.com/8d24df53276d2b30a55a8a85fb213bbe
https://amzn.to/2Pgh46k
約46億年前 地球誕生
約40億年前 地殻が固まり始める
約35億年前 地球にはすでに多様な生物が暮らしていた
すべて核を持たない細胞でできている原核生物 prokaryoteであった
これに続く10億年の間に、原核生物の2つのグループである真正細菌と古細菌が分化
約27億年前 酸素による革命が開始
水分子を分解する光合成原核生物は酸素ガスを放出し、大気組成を大きく変えた(6.6. 進化との関連 : 酵素出現前と出現後の生命)
空気中の酸素分子の蓄積は、多くの原核生物群を絶滅させた
生存者の中から、食物からエネルギーを抽出する際に酸素を使う細胞呼吸など、多様な代謝様式が進化した(6章参照)
この代謝進化のすべては、原核生物が地球を独占していたほぼ20億年の間に起こった
約21億年前 最も古い真核生物化石
真核生物 eukaryote
原核細胞にはない核や他の多くの細胞小器官を持つ1つまたは複数の細胞からできている
真核細胞は、宿主細胞がさらに小さな原核生物を内包する、原核生物の共同体から進化した
ミトコンドリア, 葉緑体は原核生物の子孫
より複雑な細胞の起源により、真核生物の膨大な多様化が始まった
これらの新しい生物は原生生物
原生生物の大部分は微細な単細胞生物
藻類、アメーバ、ゾウリムシなど
少なくとも12億年前 最初の真核多細胞生物
単細胞生物の群体として進化した
現在の子孫としては、多細胞原生生物(たとえば海藻)も含まれる
古代の原生生物から生じた他の進化の枝は、動物、菌類と植物
5億4000万年前 カンブリア大爆発
古生代の最初の時代の、動物における最も大きな多様化
先カンブリア時代の終わりの海には最初期の動物が生息していた
カンブリア紀の初めの100万年間に、非常に多様化した
実際のところ、すべての主要な動物群のボディプランが、すべての主要な動物群の出現と同様に、その進化的爆発の終わりまでに進化した
生物学的歴史の85%以上にあたる、生命誕生からの30億年間は、生物の大部分の生息地は水の中に限定されていた
陸上への進出は、生物の歴史の中で主要なマイルストーンの1つ
およそ5億年前に、植物と菌類は一緒に陸上への道を開いた
植物は景観を一新し、すべての生物、特に植物性動物とその捕食者に新たな機会を作り出した
陸上における進化の冒険は、脊椎動物では、最初の両生類の誕生という形で進んだ
今日のカエルとサンショウウオの原型は、体重を陸上で支えることができる肉質のひれをもつ、空気呼吸可能な魚から起源した
自然選択によるさらなる進化は、爬虫類と哺乳類の出現につながった
ヒトと近縁な類人猿、サルを含む動物群である霊長類は、哺乳類の仲間
https://gyazo.com/3f43f6307f65f24a1024d8e008326c87
→15.3. 生命の起源